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1958年の夕日
ということで昨夜、悪夢のアホツーを忘れようと「DVD 三丁目の夕日」を観ました。
そもそも買ってきたその日のうちに観るのがフツーの感覚でしょうが、
何ヶ月前に買ったまま封すら切っていない「暗くなるまで・・・(オードリーの)」
もまだそのままだったりします。

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話題となったストーリーは昭和33年。
そう東京タワーが1/2出来たほどの恐ろしく古い年代。殺人もなけれな恋愛もなく、
ごく狭い町でファンストーブの暖かさとは違う、ほんのりムードで進行していきます。
初めて呑んだコーラのようなホロ苦さが漂い、ストーリー的にも「たいしたコトがない・・・」
というのに最後には涙腺がゆるんでしまう「どこにでもあった風景と想い」が交差して
温かくなってくる秀作映画でした。

主人公?「鈴木オート」が乗るのがダイハツのミゼット。三輪車です。
これがいい。昭和33年の光景に観音開きのクラウンやダットサンなど、「おおっ」
と思わせるクルマたちが出てきます。どれも「オールドタイマー誌」愛読者ごとく
ピカピカのなか、このミゼットは「使ってますぜ」がそこかしこに出てヤレ具合満点。
ちなみにスクーターも出てきます。シルバービジョン?

・・・しかし、昔の横丁はこんなに狭かったのかしらん・・・!?

おすすめ度 ★★★★☆
by weekend-vespa | 2006-07-03 22:18 | Private
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