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G完敗より小腹立つ
ヨシノブも大振り小笠原も不発で、頼みのアベやイーさんまで凡打。
「連勝のあとだから疲れているのね」・・・とドームG戦はヤクルトに乾杯であり
ました。
まぁ奥さんの大好きなホットコーヒーと銀座の高級クラブに匹敵するバカ高い
ビールは呑んだことだし、なによりもTVでは絶対に味わえない臨場感が目の前
で展開され、ボクらのたった1日しかないGWは終了したのです!

神宮にしろ、西武にしろ、まるで我が国土を象徴するがごとく、ドームの観客席も
前席との隙間が腹が立つほど狭くて、たまたま列の中央に座ったもんにゃ、
トイレへ立つには「いざ出陣」位の気合が必用で、今日はその「たまたま」の席。

見れば左側は4人、右側は3人、じゃ右側から行こうと席を立ち、申し訳なさそ
うに隣人へ声をかけると、ナンシー関か? を思わさせる40代とおぼしきその奥さん
はちょっと膝を引っ込めた程度しか開けてくれず、「バランスを崩してヘンな誤解で
も与えてはタイヘンなことになる。趣味じゃないし・・・」、と思いながらアクロバット
でやっと出られた有様。
普通、こんな状況では通り易いよう席を立つのが「暗黙の了解」。
なれどこの奥さんは自分がナンシー関級であることをすっかり忘れている様子に
小腹が立ってシャクでありました。

小腹と言えば帰りの電車内でのこと。
20代の若者が携帯でFMラジオを聞いており、大音量とまでは行かないものの、
混雑した電車内でもハッキリと聞こえるほどの音量で見事までシカとした顔をし
て聴きいっていたことに開いた口が開きっぱなし。
これだけ電車内でのマナーをアナウンスしているのに、まして深夜の最終電車で
もあるまいし、立ち席もある中、堂々と音源を放出する度胸に、ある意味、自分
で自分のアホさをアピールしていることに脱帽であります。

音が出る、彼はここまでは理解している。出たことで周りの人々が迷惑すること
までは理解が及ばない・・・とてもマトモな人間とは思えない彼に「スイッチを消し
てください!」と注意したとしても、「言われるスジアイはない」とか、おそらくこちら
の想像以外の応えが返ってくるのが常で、マトモではない人間にマトモなことを
言うぐらいムダ以外なにものでもなく、周りの人たちと同様に「ガンつける」 いや
「冷たい視線を送る」のがボクにできるせめてもの行為でした。

「注意しないかと思ってハラハラドキドキしちゃった・・・」とはウチの奥さん!
by weekend-vespa | 2007-05-07 00:46 | Private
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